この頃、下痢が治まらず、善玉菌が極端に少ない事、痒みが酷い事等を考慮し、モンブランは、食物アレルギーによる皮膚病、アトピーと診断されました。

痒み止めや、抗生物質を頂き、殆ど毎週の様に通院していましたが、改善が見られませんでした。
幸い、先生ご自身も、あまり薬を勧める方ではなかったので、痒み止めの注射をするには至りませんでした。

獣医師は誰も、アトピーとは根本から治す事は不可能で、一生上手く付き合って行くしか無い、と言います。酷くならない様にアレルゲンを極力避け、痒がる時には対処法として、抗生物質、抗炎症剤や痒み止め（非ステロイド剤）を処方してもらう．．．。そうやって、だましだまし付き合って行く、と。ましてや、特に痒み止めは強い薬なので、医師さえもあまり出したがらず、出してくれてもほんの３〜４日分で様子を見ながらと言う程でした。幸い、注射は勧められませんでした。

私達も、投薬、注射等は極力避けたかったので、どうしようも無い場合は医師に処方して貰う、と言う状態でした。
でも、その内、あまり酷くなるので、対処法だけでは気になり始め、何とか打つ手はないか、と医師と相談し、とうとうアレルギーテストをする事になりました。それによって、何が原因か分かれば、それを極力避けて行けば酷くなる事はないと言う論理です。

結果には、何が何でも避けて生活をしなければならない物質はありませんでした。
でも、酷い痒みによる皮膚病がある事は事実なので、先生から、２週間続けて様子をみてみましょうと、実施する様言われたリストがありました。

・脂性が原因の場合があるので、カニマールワンで、１週間に２度シャンプーをする事。
・食物アレルギー用のフードへ切り替えるとの事で、ヒルズのｚ/ｄ療養食を処方されました。
・ノミ・ダニは、皮膚病の最大原因の１つなので、夏だけではなく、毎月フロントラインプラスをする事。
・痒みのある時は、抗ヒスタミン剤を処方して頂き、内服します（痒み止めは強いのであまり．．．と言う事です）。

．．．が、痒みや皮膚の状態は良くならず．．．。

病院の先生曰く、脂性の、アメリカン・コッカースパニエルは、皮膚病の子が多いとの事です。
カニマールワンは、１０分程放置してから洗い流すと言う、漏脂用のシャンプーでしたが、共働きの我が家では、週に２回行う事は、かなり負担でした。

フロントラインプラスは、今でも１年中していますが、療養食も、抗ヒスタミン剤もあまり効き目がある様には思えず、下痢も痒みも改善されませんでした。

そんな時、１０年近く皮膚病に悩まされ、通院痒み止め注射を繰り返していた、主人の実家のイタリアングレーハウンドが、すっかり良くなったと言うオールナチュラル、徹底管理されたドイツ製フード、ボッシュを薦められ、試してみる事に。とりあえず、最低１ヶ月は試さないと、と２ヶ月試してみました。

その少し前、牛肉より良い、とホースミートを薦められました。
生食で、牛肉より低カロリーで栄養に富んでいるとの事でした。