信じられない程、真っ黒に分厚く覆われていた脇の下です。しかも、勿論毛は生えてなく、臭っていました。

この写真は、その皮膚が全て剥がれ落ちて暫く経った時のものです。濡れているので分かりずらいですが、毛が生え始めています。

黒い箇所は、色素沈着してしまったので、仕方がありませんが、モンブラン本来の皮膚です。

手根球(前足後ろ側の少し上にある肉球)が初めは赤くなり、次第に真っ黒になり、臭います.。

肉球自体もそうですが、そのすぐ周りの少し盛り上がった部分も同様に、真っ黒になり、臭います。

ワックスが溜まるから、と思い、少しでも、良く洗える様にと、肉球の周りの毛を剃り、どんなに毎日良く洗っても、臭いはおろか、黒ずみも取れるはずもなく...。

それが今では、子犬の様にこんなにピンク色に戻りました。脇の下の様に、真っ黒い分厚い皮膚で覆われていた訳ではなく、単に真っ黒に変色していました。

前足内側少し上にあるもう1つの指球(爪も生えてます)の周りも赤くなり、そして黒ずみます。手根球と同じく、脇の下の様に分厚い黒い皮膚で覆われると言うより、皮膚自体が真っ黒になり、臭います。

爪の周りの毛を剃り、どんなに毎日良く洗っても、においはおろか、黒ずみも全く取れず。

それが今では、ここまで黒ずみが取れ、元の皮膚が見えて来ました。

生後2ヶ月でアトピーの症状が出てから(私達には概念さえなく、そのときには全く気づきませんでしたが...)、約2年3ヶ月辿った軌跡です。

ここでご紹介している画像は、今良くなってからのものです。まさか、ホームページを作るとは思ってもいなかったので、酷かった当時の皮膚をお見せ出来ないのが残念です。

あれから3年半。
色素沈着こそ残っているものの、今では綺麗になった皮膚から生えた毛がこんなに伸びました。
と、言う事は、どんどん良くなっている証拠かな、と。